きのう3日、噴煙が5000メートルまであがった新燃岳は、先月27日から始まった連続噴火がきょう4日も続いています。

噴火が続く新燃岳は3日7年ぶりに噴煙が5000メートルまであがりました。

気象台によりますと、火口部分は確認できないものの、「火口からのぼる噴煙の幅が広がっているようにみえる」ということです。

火口から8キロの温泉街では道路に灰が溜まり、ロードスイーパーと散水車あわせて10台が清掃にあたりました。

(姶良市から)「いつまで続くんですかね。やっかいです」

(宮崎・えびの市から)「車は真っ黒になって、洗車しないと動けないくらいでびっくりした」

火山灰の影響で鹿児島空港では午後2時までに42便が欠航しています。

(東京へ)「あまりないこと。びくびくしている」

(東京へ)「ずっともやがかかっているようで、早く収まってほしい」

新燃岳からおよそ50キロ離れた鹿児島市内でも…

(記者)「車には新燃岳のものと思われる灰が積もり、白くなっています」

新燃岳の噴火警戒レベルは、3の入山規制が継続中で、灰はこのあと南東方向に流れると予想されています。