真夏並みの暑さが続く中、長野県松本市では露地栽培のスイカの出荷が始まりました。
包丁を入れるとあらわれるのは、赤くみずみずしい断面。
県内一の“名産地”で1日から出荷が始まった、露地栽培のスイカです。
松本市波田のJA松本ハイランドのすいか共選所には、地元の17軒の農家が育てたおよそ5000玉が持ち込まれました。
検査員が傷がないかチェックしたあと、センサーで糖度や熟し具合などを測定。サイズ別に箱詰めされていきます。

今年は春先の雪と低温で生育が心配されたものの、5月以降は晴天に恵まれ成長が進んだことから、例年通りの出荷開始となりました。
JA松本ハイランドすいか部会 瀬川俊幸部会長:「シャリ感、甘み、最高の出来だと思います。カットスイカやブロックカットスイカなどいろんな形態で販売されていますので、夏バテしないようにハイランドスイカを食べて元気に過ごしてもらいたい」

露地物スイカは5日以降、全国のスーパーなどに並び、9月中旬までに2玉入りで82万ケースが出荷される見通しです。