常温保存できる「かまぼこ」を宇宙に向け発射するプロジェクトが進められ、7月中旬にも打ち上げが行われる見通しとなりました。「かまぼこ」はナゼ宇宙を目指すのでしょうか?

壮大なプロジェクトを進めているのは、宮城県気仙沼市にあるベンチャー企業「三陸フィッシュペースト」です。この会社は、常温保存できるかまぼこ商品「旅するかまぼこ」を開発し2019年から販売しています。もともと冷蔵が必要な「かまぼこ」は技術的に常温での保存は難しいとされてきました。しかし、「加熱加圧殺菌技術(レトルト殺菌)」と呼ばれる技術を活用することで常温保存を可能にしたということです。

旅先の軽食や土産物として選んでもらいたいと、その名がついた「旅するかまぼこ」最終的には宇宙食への採用を目指しています。

夢への実現のため、茨城県の宇宙ベンチャー企業「スペース・バルーン」と連携して、空に打ち上げるプロジェクトを始めることになりました。