霧島連山の新燃岳で3日午後、噴煙が火口から5000メートルまであがりました。

気象台によりますと、霧島連山の新燃岳は先月27日の噴火が継続中で、3日午後1時49分には噴煙が5000メートルあがりました。

噴煙が5000メートルまであがるのは、2018年4月5日以来、7年ぶりです。

灰は鹿児島県側に流れていて、鹿児島空港ではきょう3日、東京や県内の離島などと結ぶ55便が欠航を決めています。

(便が欠航した人)
「火山灰は想定外」

「残念だけどしょうがない」

「想像がつかない。とにかくびっくりとがっかりと」

新燃岳の噴火警戒レベルは、3の入山規制が継続中です。上空の風向きは火口から南方向で、噴煙は霧島市方面へ流れています。