1950年スガモプリズン最後の処刑で命を奪われた福岡県出身の藤中松雄。死刑執行の半年前、松雄は死刑囚が集められた棟で、故郷の兄へ手紙を書いていた。終戦の年、23歳で米兵捕虜殺害の現場に立ち会い、上官の命令…
BC級戦犯 死刑囚の手紙「最後の日まで健康でありたい」届いた写真に「いつしか熱いものがこみ上げ見えなくなり」~28歳の青年はなぜ戦争犯罪人となったのか【連載:あるBC級戦犯の遺書】#100

1950年スガモプリズン最後の処刑で命を奪われた福岡県出身の藤中松雄。死刑執行の半年前、松雄は死刑囚が集められた棟で、故郷の兄へ手紙を書いていた。終戦の年、23歳で米兵捕虜殺害の現場に立ち会い、上官の命令…