「国営アルプスあづみの公園大町・松川地区」で2日午後、クマ1頭が目撃され、
公園では3日を閉園にして、パトロールなど安全確認を進めています。

公園によりますと、2日午後3時半ごろ、園内にある「アルプス大草原」と呼ばれるエリアで作業をしていたスタッフが、樹林帯からクマ1頭が出てきたのを目撃しました。

クマは再び樹林帯に逃げ込んだということです。

当時、園内にいた客は全員、出口に誘導し、けが人はいませんでした。

クマは大きさが1メートルくらいで成獣とみられるということです。

公園ではクマが園内に潜んでいる可能性があるため、3日は閉園してパトロールなどをして安全確認を進めています。

公園は周囲がフェンスと電気柵で囲まれていることから、クマは園内を流れる川に沿って侵入してきた可能性が高いということです。

なお、国営アルプスあづみの公園の堀金・穂高地区については、通常通り開園しています。