国内外からの参加者たち

「Youth Pride」は今回初めての開催ですが、韓国やアメリカ在住の日本人の高校生や中国から来たLGBTQ+の観光客など国内外から多くの人が訪れていました。
来場のきっかけやイベントの感想を来場者に聴きました。
男性4人組
「先週『Tokyo Pride』に行ったんですが、そこで20代とかの若い人向けのPrideがあるよと聞いて、自分と似たような人に会えるかなと思って楽しみにして来ました」
(韓国在住女性)
「(私は)レズビアンとしていますが、いま韓国に住んでいて、韓国も進んでいないからあまりいろんな人と喋ったりとかできないんですが、やはり日本もあまり進んでいない部分もあるので、こういうことがあるのは本当にいいと思いました」
(男性高校教諭)
「この通り女装とかをしている側の人間なので、レディスのオフィスカジュアル着て仕事をしています。今学校の先生をやっていて、さっきのお話が教育の関係のお話だったので色々勉強になるなと思って聞いておりました」


イベントを主催した「Youth Project」は、対面やオンラインで日本全国、世界各国に向けてLGBTQ+Youthの居場所づくりに取り組んでいます。
若者世代に向けた居場所づくりの難しさをYouth Pride代表の中島幸乃さんに聴きました。
Youth Pride代表の中島幸乃さん
「継続性が一番課題だと思っています。Youthこそ社会属性がだんだん変わっていくんですよ。高校生になって3年後には大学生になって、4年後には社会人になってというところで、やはり生活が変わっていくと動き方も変わっていく中でコミュニティに継続参加って難しかったりするんですよ。その中で、その入れ替わりが激しいコミュニティを続けていくっていうのを誰かが熱意を持ってやる必要があると思っていて。そこが私の役目かなとは思っています」
生活のステージが変わっても“ありのまま”で生きやすい環境が増えることに期待したいです。
(TBSラジオ「人権TODAY」担当:久保絵理紗 (TBSラジオキャスター))