東京・原宿で開催された「Youth Pride 2025」
6月14日(土)、15日(日)に開催された「Youth Pride 2025」を取材しました。「Youth Pride 2025」は、LGBTQ+などの人々が差別や偏見にさらされることなく、自分らしく生きられる社会の実現を目指すイベント「Tokyo Pride」のYouth向け=若者世代向けとして今年初めて開催されました。
東京・原宿にある「WITH HARAJUKU HALL」というイベントホールで「学ぶ」「働く」「暮らす」「遊ぶ」など、生活のそれぞれのシーンにまつわるトークショーや座談会、ファッションショーが行われました。
このイベントを企画したのは「Tokyo Pride」の主催団体の中で立ち上げられた「Youth Project」という若者による若者のためのコミュニティです。Youth Project代表で現役大学生の中島幸乃さんに、ターゲットとなる世代を絞って開催した背景を聴きました。

Youth Project代表 中島幸乃さん
「ターゲットセグメントを狭めるのが今回初めてなんです。やはり大人と一緒にいると本音が言えなかったり、Youthの声を主軸として反映させていくというところは全体世代をターゲットにしてると難しいっていうところと、今後新しい世代・次の世代の意見をより団体として取り入れていかなければいけないんじゃないかというところに辿り着きまして、Youthに絞って今年初めて出来上がったっていう背景になります」