“稼げる工夫”でばあばも笑顔
また、小学4年生の眞田 芯くんは、“高値で買ってくれる顧客”を見抜いて販売。「レタス3枚でママだったら15円で、ばあばだったら50円くらい」
値段を決めたら妹と一緒に祖母宅にレタスを配達。ママより高めの値段でもおばあちゃんはニッコリです。

芯くんの祖母:
「何も用がないと来ないけど、こんな感じで持ってきてくれるので会えて嬉しい」
若き開発者がこだわった「味」と「育つ速度」
学習教材にもなる画期的な栽培キット「ユニコーンラボ」。
開発者はなんと23歳の女性で、2023年に未来のビルゲイツを発掘するビジネスコンテスト「IDEACTIVE JAPAN」で最優秀賞を受賞。
その賞金1000万円を活用し、2024年に栽培キットの販売をスタートしたのだといいます。

『(株)UNICORN PoPo』永野天実代表:
「野菜の味と育つ速度はLEDライトで決まる。それを自社で開発することで“苦味のない野菜”とか、“早く育てることで飽きずに楽しく育てる”工夫をした」
キットの値段は3万2780円とお高めですが、事務手数料(5900円)+送料を払えば「子どもが毎月600円を売り上げから支払う」プランもあり、2025年2月以降の契約では、半分以上が利用しているといいます。

そんな子どもたちの将来の夢はー
栽培歴4か月・山田莉瑠ちゃん(小3):
「お米の価格が上がってるからそれを解決するためにお米を作る」
栽培歴2年・門倉春樹くん(小6):
「欲しい人に新鮮な野菜を届ける農家になりたい」

野菜だけじゃなく、子供達の将来の夢も確実に育っているようです。
(THE TIME,2025年6月30日放送より)