アメリカのトランプ大統領はベネズエラの政権がアメリカの意向に従わなければ「再び攻撃する」と警告しました。
トランプ大統領
「ベネズエラ側が従わなければ我々は2度目の攻撃を行う」
トランプ大統領は4日、ベネズエラの政権がアメリカの意向に従わない場合、再び攻撃を行うと警告しました。「我々は完全に準備ができている」とも強調しています。
これに先立ちトランプ氏は、雑誌「アトランティック」のインタビューで、大統領代行に任命されたロドリゲス副大統領について…
トランプ大統領
「彼女が正しいことをしなければ非常に大きな代償を払うことになるだろう。おそらくマドゥロ氏よりも大きな代償だ」
また、トランプ氏はベネズエラの民主化に向けた選挙の実施について問われましたが、「まずは国の再建を優先すべきだ」との考えを示しました。そのうえで、国の再建に向けてはベネズエラの石油資源などに対するアメリカの「完全なアクセス権」が必要だと主張しています。
トランプ氏は「アメリカがベネズエラを運営する」とも発言していましたが、4日、ABCテレビで、その真意を問われたルビオ国務長官は…
ルビオ国務長官
「今後どう進むか、方向性を管理するということだ」
このように説明し、アメリカによる直接統治は否定しています。
麻薬の密輸を共謀した罪などで起訴され、ニューヨークの拘置所に勾留されているマドゥロ大統領は、地元メディアによりますと、日本時間6日午前2時に連邦地裁に出廷する見通しです。
一方、トランプ氏が目を向けているのはベネズエラだけではありません。トランプ氏はベネズエラの隣国のコロンビアについて、攻撃の可能性もあることを示唆しました。
トランプ大統領
「コカイン製造を好み、それをアメリカに売りさばく病んだ男が支配している。だが、その男の時間は長くはない」
トランプ氏は「アメリカによる作戦が行われるのか」という記者からの質問に「それは良い考えだ」と答えました。これに対し、コロンビアはさらなる有事への警戒を強めています。
また、デンマークの自治領であるグリーンランドについてもトランプ大統領は、雑誌「アトランティック」のインタビューの中で、アメリカが介入対象とするのは“ベネズエラが最後の国ではない可能性”を強調しました。
グリーンランドは「中国やロシアの船に囲まれている」として懸念を示したうえで、「自国防衛の観点から絶対に必要だ」と述べ、改めて領有に意欲を示しました。
これに対し、グリーンランドを自治領とするデンマークのフレデリクセン首相は「グリーンランドは売り物ではなく、アメリカに併合する権利はない」と強く反発し、同盟国に対する「脅迫」をやめるよう求めています。
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