30日、境港市昭和町の岸壁で男性船員1人が船の船倉に落下する事故がありました。男性は一部負傷しましたが、命に別状はないということです。
事故があったのは、境港市昭和町の岸壁に着岸していた漁船の船倉内です。
境海上保安部によりますと、30日午前6時ごろ、鹿児島県に住む30歳の男性乗組員が船倉で作業をしようと、はしごを使って船倉内に降りる際、足を滑らせ床に落下したということです。
船長から
「船員が船倉に落ちた。意識はある」と119番通報がありました。
船は重量442トン、長さ54.5メートルで、船倉の深さは3.9メートルでした。
男性は左膝の骨折や左顔面の打撲などで近くの病院に救急搬送されましたが、命に別状はないということです。
事故当時は晴れていて、風や波もなく、視界は良好だったということです。