専門家「メリット・デメリットの比較で考えることも大切」
こうした流れの中、お酒・ノンアルの今後について専門家はどう見ているのでしょうか。木地氏は「最近はジン市場が拡大し、ストロング系チューハイが縮小している」と分析。「酔いたくないがビールを飲みたい」というニーズにどう応えるかがポイントになるといい、アルコールとノンアルコールが共存しつつ進化していく未来が今後の理想形ではないかと提言しています。
一方で都留氏は、アルコールは健康被害のリスクがあるとした上で、「料理をおいしくする」「人間関係を円滑にする」という側面を挙げ、メリット・デメリットの比較で考えることも大切だとしています。そして、お酒やノンアル飲料の多様化で選択肢があるだけでは不十分で、それぞれの特徴や、健康への影響に関する知識を持つことが重要だと訴えています。
(2025年6月26日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)