あなたの愛犬も警察犬に？

井上キャスター：
こういう話になってくると、うちの子はできるのかしら、と感じる方もいらっしゃると思います。

主な試験は、足跡追及や臭気選別などがあります。飼い主は早朝の呼び出しなどがあるので、対応可能かという点もあります。警察から「今来てください」と言われるということですか。

報道局 社会部　大屋檀記者：
早朝や夜遅くに警察から電話がかかってきて、こういう件があるので出動できますかというような。採用の条件ではないのですが、実際に愛犬が警察犬になると、そういったことが求められます。

井上キャスター：
嘱託警察犬について、鈴木さんは「行方不明者やご家族の『騒ぎを起こしてしまった』という感情を減らすこともでき、指導士とともに増やしていきたい」と話しています。

警察犬になるための試験があるといいますが、どんなものですか。

報道局 社会部　大屋檀記者：
仕組みは各都道府県の警察によって異なりますが、実際に審査会というものがあり、それに合格すると警察犬になれるという仕組みです。

出水キャスター：
私たちが知らないだけで、遭遇しているかもしれないですよね。

報道局 社会部　大屋檀記者：
気づかないうちに捜索が始まっているかもしれないですね。

慶應義塾大学教授 教育経済学者　中室牧子さん：
30年やっておられるというだけあって、指導士の方にもスキルが必要なのではないかなと思います。警察犬も試験があるかもしれないけど、指導士になるためにも結構トレーニングや経験が必要なのかなと思いました。

井上キャスター：
指導士になるのに資格は必要ですか。

報道局 社会部　大屋檀記者：
各都道府県によって異なりますが、資格等はあるようです。

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＜プロフィール＞
大屋檀
TBS報道局社会部
入社2年目
社会人生活のテーマはIQより愛嬌

中室牧子さん
慶應義塾大学教授 教育経済学者
教育をデータで分析
著書「科学的根拠で子育て」