大分県佐伯市の高校生が流通しない魚を使って、企業と共同で2種類のふりかけを開発し、市長に完成を報告しました。

佐伯豊南高校の商業部はSDGsに関係する商品の開発をしようと、地元の調査や研究に取り組んでいます。

生徒たちは2024年から地元企業2社とふりかけの開発を進めていて、25日、市役所で完成を報告しました。

出来上がったふりかけは「ホシザメ」と「ソウダガツオ」をそれぞれひじきと混ぜています。これらの魚は水揚げ量が少なく流通に適さない未利用魚とされています。

(佐伯豊南高校総合学科3年・阿南音羽さん)「できるだけ多くの人に存在を知ってもらって、少しでも未利用魚の数が減ってほしい」

2種類のふりかけは市内の道の駅など、3か所で販売されているほか、ふるさと納税の返礼品にも登録されています。