「上司が理由で辞めたい」79% 上司にはネガティブな印象ばかり
藤森祥平キャスター:
人事コンサルティング会社「ベクトル」が会社勤めをしている500人に行ったアンケートを行ったところ、「上司が理由で会社を辞めたいと思ったことがある」が79%。

さらに、「今の上司が好きですか?」と聞くと40%は「嫌い」と回答。
「どちらとも言えない」は44%ですが、「どちらかというと好きじゃない」という回答がかなり入っているそうで、ネガティブな印象ばかりです。
小川彩佳キャスター:
いつの時代も上司への不満はあったと思いますけれども、上司を選ぶという取り組みについて、どうご覧になりますか。

小説家 真山仁さん:
新聞社を辞めたのは30年以上前ですが、やっぱり上司と合わなかったというのが(辞めた)一番の理由です。ただ、辞めてしばらく経ってから間違いだったなと思いました。所詮、自分が仕事をできない言い訳です。結局、できない上司を説得できずに、「どうやって読者に自分の言いたいことを伝えるんだ」ということに気づいたんです。
はっきり言うと、上司を選べないのは社会の常識です。嫌な上司の下で経験値を積んでいくことの方が本当は良い。一番かわいそうなのは、一番最初の新入社員のときにいい上司の下にいると、あとが大変です。
小川キャスター:
どうしようもない環境もあるとは思いますが、確かに、つらい上司だと同僚同士で一致団結し、新しく対処方法を考えることもあります。
小説家 真山仁さん:
バランスですけど、圧はある程度あった方がいいと思います。上司もバランスが大事なことだとわかっていると思いますけどね。
藤森キャスター:
理想の上司もどこかにはいると思うので、今の若い世代の皆さんにどんなことを求めているか聞いてきました。














