空き店舗が一つもないアーケードは「夜の街」

続いて、やってきた「銀座」とは三重県桑名市の「銀座商店街」。全長100メートルほどのアーケードでは、現在19店舗が営業しています。そんな桑名の「銀座」の一番の特徴は…
(銀座商店街発展会 服部日出男 会長)
「駅に近いから居酒屋さんがやりやすいんでしょうね。夜になると一変して…夜の街だね」

ということで、夜に再び訪れてみると。
(取材スタッフ)
「飲食店が営業を始め、昼間より賑やかな雰囲気になりました」

2006年から銀座商店街で営業する「うさぎ舎(や)」。桑名の特産品であるアサリの“しぐれ煮”を使ったパスタなどのメニューが人気のお店です。「銀座」でディナーを楽しむ人たちに話を聞くと…
(お客さん)
「昭和感あるレトロな感じ」
「(銀座の)看板が時代を感じる」
「銀座っぽくないよね。イメージ的には」

そんな桑名の「銀座」では、ここ数年ある変化が…
(うさぎ舎 上村寛幸 店主)
「コロナ禍を越えてから店が増えた」
商店街ではコロナ禍以降に4つの飲食店が次々とオープン。現在、空き店舗が一つもない状況です。