この酒造りのきっかけとなったのが、2024年秋にイタリアで開かれた県産品の販売イベントでした。
現地のバイヤーたちが求めていたものが…

(八木澤商店 河野通洋社長)
「くせ強、くせ強オーガニック。そういう日本酒が欲しいって無いから。
ヨーロッパのワイン文化の中でも、その土地の風土を味わう文化があるので、岩手の大地のおコメをなるべく削らずに、おコメを大事に使った自然な形のお酒を造って、それを海外の人に知っていただくというのはまさに日本を知っていただくことになる」

海外での日本食の人気の高まりも背中を押して、河野社長は、酔仙酒造とタッグを組んで酒造りに乗り出すことを決めました。