22日は東京都議会議員選挙の投票日です。一方で、7月に行われるのが参議院議員選挙。
2つの選挙が同時に行われる年は、政治にとって大きな意味を持つとされます。なぜなのでしょうか。
12年に1回“巳年選挙”とは

梅雨時とは思えない異例の猛暑。にもかかわらず、参拝者絶えないのが、都内の「蛇窪神社」
白蛇が祀られ、 世のご利益があるとされます。
参拝者
「今年は巳年なので特にいいですよって案内があったので」
2025年は巳年。4年ごとの都議選と、3年ごとに半数が改選される参院選が重なる、12年に1度の「巳年選挙」の年です。
参拝者
「12年に1回じゃないですか。景気が良くなれば」
「大きなところでは物価高。国民の一つの役目として行きます」
実はこれまでの「巳年選挙」は政治の大きな転機となってきました。
毎日新聞の与良正男さんは…

毎日新聞客員編集委員 与良正男さん
「参院選というのは3年に1回は必ずやらなければいけない。時期を選べない。加えて、都議選というのは無党派と呼ばれる支持政党がない人たちも膨大な数いる。その人たちが選挙の鍵を握る。都議会選挙の結果 いったんできた流れはなかなか変わらない。それが実は大きい」