当時の上司が弔問 そこで明かされた「ファイル」の存在

俊夫さんの死後、改ざんにともに関わった上司が弔問に訪れました。その際、上司は俊夫さんが改ざんの経緯を記し、ファイルにして残していることを明かしました。
(弔問時・俊夫さんの上司)「東京からどういう指示を受けて、どういう修正があって、前後、きれいにきちんとまとめておられ、ドッジファイルにとじてあったりとかで、(検察)に出してるんです」
国は関連文書を不開示も裁判所が決定取り消し 17万ページが開示へ

雅子さんは4年前、検察へ任意で提出した全ての資料の開示を求めましたが、国は不開示を決定。しかし、今年1月、大阪高裁がその決定を取り消しました。
判決を受けて、国は約17万ページの文書を開示する方針を示しました。
(雅子さん・今年1月)「おそらく黒塗りが出るであろう。何が書いてあるものか分からないものなので、まだちょっと何も言えないですね」