下諏訪町で大相撲・荒汐部屋の力士たちが稽古を重ねています。
17日はサプライズもあり、相撲ファンをはじめ町内が盛り上がっています。

下諏訪町で6月14日から行われている大相撲・荒汐部屋の合宿。
諏訪湖畔の赤砂崎公園の土俵では、7月の名古屋場所に向けて力士14人が稽古を重ねています。

小結 若隆景関:「少しでもいい稽古ができるように一生懸命に相撲をとりました。(名古屋場所では)一番は自分らしい相撲をとりきることです」
兄弟力士として人気を集める小結の若隆景と前頭筆頭の若元春のぶつかり稽古は、本場所さながらの緊張感が漂いました。
地元の相撲ファンなど300人以上が見守った稽古には、サプライズも!
以前から荒汐部屋と交流がある横綱・豊昇龍が飛び入り参加!

柱に向かって鉄砲を繰り返しながら基本動作を確認した後、若隆景に胸を貸しました。
横綱 豊昇龍関:「長野に来るのは2回目だけど横綱として来たのは初めてなのでうれしいです。(若隆景は)いいライバルで、いい稽古相手で、良い友でもあるので一緒にできてよかったです」

真剣な表情で稽古を重ねる力士たちですが、13日には地元の下諏訪北小学校を訪れ、笑顔で交流会に参加しました。

児童代表 保科優衣さん:「私たちは荒汐部屋の皆さんと交流できることを楽しみにしていました」
にぎやかな歓迎会の後は、子どもたち待望の相撲交流!四股など基本の動きを教えてもらったあと、憧れの力士たちと取り組みが実現しました。
児童:「全力で押しても動かなくて強いなと思いました」

その後もぶつかって!ぶつかって!ぶつかり続けること30分ほど。
子どもも力士も汗だくになりながら、交流を楽しんだ様子でした。

前頭筆頭 若元春関:「自分にもこんな時代があったなとリフレッシュして楽しめたと思います」

三段目 大凛山:「すごく莫大なエネルギーを子どもたちから感じるので、そのエネルギーを少しでも分けてもらって、次の名古屋場所で生かしたいです」
地域と交流をしながら荒汐部屋の力士たちは、7月の名古屋場所に向けて6月24日まで町内で汗を流します。