夏を連想するものの一つに「カブトムシ」がありますよね。こちらの男性は自宅などで年間2万匹以上を飼育・販売するブリーダーです。カブトムシで子どもも大人も笑顔にしたいと取り組む男性を取材しました。

(谷昌樹さん)「コーカサスオオカブトです。この角の長さとか、少し丸みを帯びた角を出すのが難しい」

鹿児島市に住む谷昌樹さん(34)です。国産や外国産のカブトムシやクワガタ、年間およそ2万2000匹を飼育・販売する会社を経営しています。

自宅の2階には子ども部屋のほかにカブトムシを飼育する部屋もあります。世界最大として知られ大人の手のひらほどの大きさになるヘラクレスオオカブトや、3本の長い角が特徴のコーカサスオオカブト。さらにいまの時期にはまだ見られない国産カブトムシの成虫までいました。

(谷昌樹さん)「暑いんですよね」

部屋はエアコンによって常に25度前後に保たれ、一年中、カブトムシを育てられる環境になっています。

(谷昌樹さん)「楽しいです。最高ですね。土一つで幼虫の大きさも変わってくるし、奥深さですね」