22日投開票の東京都議会議員選挙。現有議席ゼロからの議席獲得に向け、チャレンジしている政党があります。その戦略とは?
「都民の手取りを増やす」
こう訴えるのは、国民民主党の玉木雄一郎代表です。
国民民主党 玉木雄一郎 代表
「首都東京で何とか議席を獲得して、対決より解決の姿勢で、この国の政治を変えていきたい」
「選挙は熱伝導」が持論で、議席を4倍に増やした去年10月の衆院選挙でも…
「もし私から熱を感じ取ったら、その熱を伝導してください。選挙は熱伝導です。撮って、撮って」(去年10月)
1年で支持率はうなぎ登り。その勢いで都議選には18人の候補者を擁立。「現有議席ゼロ」からの躍進を目指しています。
ところが…
「1年たったら動物のエサになるようなもの」(先月28日)
玉木代表自身の政府備蓄米に対する発言。
そして…
「山尾さん自身にも申し訳なく思っている」
夏の参院選に向けた山尾志桜里氏の公認内定とその取り消しをめぐるドタバタに、ネット上などでは激しい反発が起きました。
JNNの6月の世論調査では、政党支持率が先月よりも3.4ポイント下落。野党トップの座を7か月ぶりに立憲民主党に譲る形となりました。
支持者
「色々大変だと思いますけど、応援しています」
「ありがとうございます」
投開票まであと5日。再び「熱」を取り戻すことはできるのか?
国民民主党 玉木雄一郎 代表
「熱はあったんですけどいろいろね、(参院選)全国比例の候補者のことや備蓄米をめぐる私の発言で、ご心配とご迷惑をおかけした。都民の手取りを増やすという政策、必要だし(有権者に)響くと思うので、もう1回着火して発火して熱を伝えていきたい」
一方、“新しい形”で今回の選挙に挑戦しているのが…
記者
「今、石丸伸二代表が会場に姿を現しました」
去年の東京都知事選挙で2位となった、石丸伸二氏が立ち上げた地域政党「再生の道」です。
「頑張ってください」
再生の道 石丸伸二 代表
「僕、全然頑張らないんです」
「そんなことない」
再生の道 石丸伸二 代表
「僕じゃないんで」
今回の都議選、石丸氏自身は立候補せず、新党の「代表」として選挙戦に臨んでいるのです。
「この新党で目指す、平たく言えば政治屋の一掃です。大した能力もないのに、なんかよく分からん力学で議員になっている。しまいには議員の椅子にしがみつく。これこそ諸悪の根源です」(1月)
公募で集まった1128人の中から、YouTubeで公開された面接などで選考し、公認候補42人を揃えました。
「再生の道」は今回の都議選で、党としての「政策」を掲げていません。
「そもそも地方議会と国会は、成り立ちが異なります」(先月)
自治体トップと議員がともに住民から選ばれる二元代表制の地方議会では、議員の役割は執行部を監視し、評価することだとしています。
去年の都知事選で巻き起こした“石丸旋風”からおよそ1年。告示日の第一声では“大盛況”とまではいかなかったようです。
JNNが行った序盤の情勢分析では、「再生の道」の議席獲得は困難な情勢となっていますが…
「当選ゼロでも問題ないです。なぜならば今回、都民に対してより良い選択肢を提示することが一番上にある目標なので」(4月)
石丸氏は今の都議会のあり方を批判します。
再生の道 石丸伸二 代表
「(施策の)どこが良かったのか、でもどこが悪かったのか、きちんと評価する。企業だと当たり前のようにやっていることが、議会のなかで、大きく言うと都政のなかで今、失われてしまっているので、これをそこに再び備えたいな。それが願う(都議会の)姿です」
都議選の投開票は22日です。
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