17日午前、東北新幹線が、栃木県内で走行できなくなるトラブルがあり、東京と仙台の間の上下線で運転を見合わせていましたが、午後5時に再開しました。

JR東日本によりますと、17日午前11時半前、回送中の東北新幹線が、徐々に速度が落ち、栃木県の宇都宮と那須塩原の間で停車しました。この影響で、東北新幹線は、東京と仙台の間の上下線で運転を見合わせました。

JR福島駅では、東京で葬儀に参列予定という男性が「きょうは行けないかもと連絡した。あしたの告別式には行けるかな。最近多いですよね、止まるの。困りますよね」と話していました。

東北新幹線では、去年9月に連結が外れるトラブルがあったほか、今年2月にもパンタグラフが損傷して運休や遅れが生じました。

JRによりますと、列車は当初自走ができない状態でしたが、その後、自走可能の確認が取れて移動し、約5時間半後の午後5時ごろ、運転を再開しました。

上越・北陸新幹線は平常通り運転しています。