二本松市は9日、市の住民記録システムを私的に使用して得た住民の個人情報を知人に教えたとして、市役所の女性事務補助員を懲戒免職の処分にしたことを明らかにしました。
懲戒免職処分となったのは二本松市役所岩代支所に勤務していた会計年度任用職員の女性事務補助員(48)です。
二本松市によりますと女性職員は去年、知人から特定の人物の「住所などの情報を知りたい」と依頼され、職務で使用していた市の住民記録システムに私的にアクセスして市民1人の住所などの個人情報を調べ、依頼した知人にLINEで教えたということです。
この問題は二本松市役所に1月、外部から「市の職員が依頼を受けて情報を調べて外部に漏らしている」と連絡があり、内部調査を進めたところこの女性職員が去年3月と5月にアクセスしたことが確認されたということです。
その後の聞き取り調査で、女性職員は「やりました。間違いありません。」と行為を認め、「知人からの依頼があり、やってしまった」と話しているということです。
二本松市役所は「守秘義務があるにも関わらず、信頼を著しく損なう重大な事案で、市の信用を失墜させ、公務の運営に重大な支障を生じさせた」として、女性職員を6日付で懲戒免職処分にしました。
二本松市は警察にも相談していて刑事告発、告訴を検討するとしていますが、今のところ、個人情報が漏れたことによるトラブルなどは確認されていないとしています。
二本松市は「個人情報の取り扱いに関する職員への指導を改めて徹底し、管理体制の強化を図り、再発防止に万全を期してまいります。市民の皆様に対し、深くお詫び申し上げます。」としています。














