JR飯山線は、長野県栄村の川に設置された水位計が規制置を超えるデータを感知したため、一時運転を見合わせました。
この影響で部分運休や、遅れが出ました。

JR東日本長野支社によりますと、16日午後4時過ぎ、栄村の横倉駅と森宮野原駅の間にある中条川橋梁に設置された水位計が、運転中止の規制値に達したため、戸狩野沢温泉と森宮野原の間で運転を見合わせました。

中条川橋梁は、千曲川の支流の中条川にかかる橋で、職員が現地を確認したところ、川の増水は確認されなかったことから、およそ2時間後の午後6時前に運転を再開しました。

この影響で、戸狩野沢温泉と森宮野原の間で上りと下りの合わせて2本の普通列車が運休したほか、上下3本に最大でおよそ40分の遅れが出ました。

合わせて50人の乗客に影響が出たとしています。

JRで、水位計が実際とは違う数値を感知した可能性もあるとみて、詳しく調べています。