先週、青森県南部町のリンゴ畑でイノシシの群れが目撃されました。町では2024年に約200万円の農業被害があり、対策を呼びかけています。
6月13日に南部町鳥舌内のリンゴ畑で目撃された「イノシシ」の群れ。地面に鼻を近づけて嗅ぎまわっているような様子が確認できます。その後、イノシシの群れは一目散に茂みへと入っていきました。
周囲には、イノシシのものと思われる足跡が残されていました。
南部町では2024年、イノシシの農作物被害が約200万円に上っています。町によりますと、今年度も農地が掘り返される被害が5件確認され、目撃情報も3件寄せられているということです。
町では今年度、農地にイノシシが入らないよう柵を設ける場合の購入費を補助する取り組みをはじめていて、被害防止に向けた対策をとるよう注意を呼びかけています。