愛知県で200人を超える可能性? 異例の事態

(名古屋工業大学 平田晃正教授)「あす(17日)は愛知県で、(熱中症とみられる搬送が)200人を超える可能性。これは真夏並みで、6月に生じる可能性があるのは異例」

熱中症で救急搬送される人の「数」を予測している名古屋工業大学の平田晃正教授。あすの名古屋の最高気温は36℃、岐阜で35℃と各地で猛烈な暑さになる見込みで、救急搬送される人は愛知県で207人、岐阜県で50人、三重県で54人と、真夏に相当する数にのぼる見込みだということです。

( 平田晃正教授)「この時期は暑さに慣れていないため、うまく汗をかけず体温を下げられない。熱中症のリスクにつながる。1.5倍から場合によっては2倍近く、リスクが高いと言える」

屋外に出る時間をなるべく少なくして、室内では、適切に冷房を利用するなど、暑さへの対策が必要です。