2審の判決は6月20日 男側は刑を軽くするよう求める
今年4月に始まった大阪高裁での控訴審。男の姿は法廷にありませんでした。弁護側は男が犯行当時、心神耗弱状態だったと主張しました。
一方で、敏さんは意見陳述で「被告の主張が全て責任回避のための言い訳であることは明らかだ。もっと生きたかった。死にたくなかった。法廷に息子がいればきっとそう訴えたはずです」と述べました。
また、裁判後の会見で、敏さんは次のように述べました。
「(被告は)まったく罪と向き合っていない。ひとごとになっているんですよね。その上で『悔いている』と言ってるんだから、ちょっとおかしいですよね」」
事件発生から14年が経過、2審の判決は6月20日に言い渡される予定です。