理解しようとする心がすごく大事
小学生の頃は応援団長をつとめるほど活発だった吉岡さんは、中学1年の時に起立性調節障害を発症し、3年間はほとんど学校に行くことができませんでした。

吉岡さん:
「早く体調をよくして学校に戻らないといけないという焦りと罪悪感はずっと消えなくて、辛くて不安なまま過ごしていました」
「今、学校生活は遅刻とか欠席する日もあるが、学校生活を楽しめているし、友達と遊んだり、楽しい事が出来たりしているので良かったと思う。思ったより起立性の人ってすごく多いし、周りに話をしていない人も多いので、理解してほしいとまでは言わないが、理解しようとする心がすごく大事かなと」

「自分の話を聴いてくれて、当事者の人が少しずつでもこの病気に向き合ってくれたらと思う。少しずつ治る人や、今もつらい思いをしながら、イライラを募らせる人もいるだろうが、それぞれ自分の対処法で頑張ってほしい」