「朝起きられず学校にいけない」思春期の自律神経の乱れによって起きる起立性調節障害について理解を深めてもらおうと、親の会が講演会を企画しました。この会では、現在も病気と向き合いながら生活する高校生が自身の経験を語りました。
不登校の子どもの3割が発症
思春期の自律神経の乱れから発症する起立性調節障害。朝起きられない・頭痛腹痛などの症状があり、午後には回復する傾向があります。
小学生の5パーセント、中学生の10パーセントに症状がみられ、不登校の子どもの3割が発症しているとされる身近な病気です。
吉岡倖希さん:
「僕は中学に入学してすぐに朝起きられなくなり、ゴールデンウィーク明けに起立性調節障害と診断されました」
講演会では当事者として大分市の高校2年生・吉岡倖希さんが体験や思いを語りました。