東海大大阪仰星・湯浅監督「この勝利はセブンズだけでなく夏以降にもつながる」

 大阪桐蔭の猛攻をしのいだ東海大大阪仰星は、後半5分過ぎ、自陣の深い位置からキックを使って一気にエリアを回復すると、最後は松塚悠真選手が自ら大阪桐蔭ディフェンスの裏に蹴り込んだボールを見事にキャッチして、そのまま中央にトライ。ゴールも決めて、35対0として勝負を決定づけました。試合終了間際にも、ダメ押しのトライを加えた東海大大阪仰星。難敵・大阪桐蔭に42対0と完勝して、3年ぶりに「全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会」への出場権獲得です。

 「この2年間、15人制も含めて大阪桐蔭という相手に勝てていなかったので、自分たちの手で(勝利して)全国を掴みたいという気持ちが強かった。全員の勝ちたいという強い気持ちがしっかりと前に出てこの点差につながった」と東主将が振りかえると、湯浅大智監督も「この勝利は、セブンズだけでなく、(15人制を見据えた)夏以降にも間違いなくつながる」と語った東海大大阪仰星。セブンズはもちろん、15人制(の自信)にもつながる確かな手ごたえとともに、7月に長野県の菅平で行われる全国の舞台に立ちます。