「弘前ねぷたまつり」が好き 進学先もそれが決め手に

3人きょうだいの末っ子だった外崎さんは、手先が器用で、もの作りが好きな子どもだった。

外崎佑実さん
「おじいちゃんが小間物店といって卸売り商店をやっていて、幼稚園が終わるとそこに帰ってきて、そこに置いてある紙やペンなどいろいろ使って、ずっと工作をしてるような。素材を見つけては何かを作るみたいなことをやってました」

夢は、漫画家やイラストレーター。絵を好きになるきっかけは、弘前の夏祭り『ねぷた』だった。

外崎佑実さん
「小さい頃に、ねぷた塗り絵コンクールで入選したことがあって、商業的なイラストレーションを描いてみたいなという夢を思っていた時期がありました」

とにかく『ねぷた』が大好きで、進学する高校も『弘前ねぷたまつり』に携われることが決め手となった。

進学校だったこともあり、同級生には医師や弁護士などを目指す人も多い中、図書館で見つけた本から環境問題や地方問題に興味を持つ。