校外学習で万博へ 現地スタッフに折り紙を渡すことに

 5月23日、大阪市住吉区の大領中学校では万博での校外学習を翌週に控えた2年生が事前学習に取り組んでいました。大阪府内の小・中・高校などは、校外学習で万博に1回無料で招待されていて、今年1月時点で7割以上の学校が万博に行く予定だといいます。

 大領中学校は万博会場まで地下鉄を使います。万博では博覧会協会から今回割り当てられたシンガポール館を見学し、その後、複数の国がブースを構えるコモンズ館に行ってから帰るプラン。滞在時間は午前11時から午後2時ごろまでの約3時間です。

 限られた時間のなかで楽しく学ぶために、事前準備は欠かせません。コモンズ館では5~6人の班ごとにブースを巡り、現地スタッフから聞き取ったその国の情報をまとめて後日発表する予定です。

 スタッフとの会話が弾むよう、「折り紙」を折って渡すことにしました。ベーシックな折り鶴に加えて…
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 (生徒)「大阪・関西万博やから、大阪といえばたこ焼きかなと思って『たこ焼き』作りました」

 中学生らしい独創的な折り紙。なかにはメッセージを書く生徒も。生徒たちが期待に胸を膨らませます。