バレーボール女子の決勝は赤いユニフォームの東九州龍谷と水色のユニフォーム大分商業の対戦となりました。

試合開始からペースをつかんだのは大分商業。切れのあるスパイクを相手コートに次々と決め、序盤は大分商業がリードします。しかし持ち前の高さを生かした東龍が中盤に逆転して第1セットを奪うと第2セットも押し切り、セットカウント2対0で40回目の優勝を決めました。

(東九州龍谷高校・藤崎愛梨主将)「私たちのスローガンである絶対全国制覇という目標のスタートに今立てた状態なので、全員でここからやっていきたいです」

一方、男子の決勝はフルセットにもつれ込む大熱戦に。第1セットは25対20で青いユニフォームの大分南。第2セットは25対20で緑のユニフォームの大分工業。

お互いに全く譲らぬ展開で迎えた最終第3セット。一進一退の攻防から大分南が中盤の連続得点で突き放すと、最後は5連続ポイントで試合終了。セットカウント2対1で2年ぶり4回目の優勝です。

(大分南高校・井出平夏和主将)「ほっとしている気持ちがひとつと、この大会を最後に3年で引退する選手がいるので、その選手のためにみんながやり切ろうという気持ちで最後勝ててうれしいです」

優勝した男女両校は7月から8月にかけて中国地方で行われるインターハイに出場します。