2日まで3日間を主な日程として熱戦が繰り広げられた大分県高校総体、ラグビーの決勝は、大分舞鶴と大分東明のライバル対決となりました。
2月の新人戦に続いて優勝を決めたい舞鶴と、リベンジを期す東明の一戦。前半7分、東明がしぶとく攻め続けると、高校日本代表候補のスクラムハーフ・黒岩がスキをついて先制トライ。しかし11分、舞鶴が素早くパスをつなぐとフィジー人の3年生サナイラが一気に加速してトライを決め2点差に詰め寄ります。
そして後半、東明はスタンドオフ・吉田の正確なキックパスからウイング河野が鮮やかなトライを2本決めるなど、得点を重ねます。舞鶴のディフェンスを高速ラグビーで突き破った東明が50ー17で勝利。新人戦の借りを返しました。

(大分東明 プロップ・鶴田英士キャプテン)「新人戦で負けてリベンジできてうれしいです。まずはエンジョイラグビー、ラグビーを楽しんでそのうえできついことも楽しみながら、一歩一歩成長していきたいです」
(大分舞鶴 スタンドオフ・前田大志キャプテン)「最終目標は花園に出場することなので、九州大会で公式戦の経験を積んだ上でまた秋に東明高校にチャレンジしていきたい」
九州大会は6月21日から熊本で、各県の1位ブロックと2位ブロックに分かれてトーナメント形式で行われます。