5キロあたり2000円程度。新たに放出された備蓄米の販売がスタート。大分県内に届くのはいつになるのでしょうか?
随意契約で放出された5キロ当たり2000円程度の備蓄米。大都市圏を中心に5月31日から販売がスタートしています。
今回の備蓄米について、大分県民に聞きました。
「買おうかなと思っています。ネットの予約販売とか調べているんですけど、よく分からないから店頭に並ぶのをただ待つのみ」「買いますかね。そもそもストックもないので、早めに買いに行くかなと思います」「関心はありますね。家で使う分には備蓄米でも良いかなと思うんですけど、商売で使うとなったら、やっぱりどうしても物は選ぶかなと」「ちゃんと保管されているんでしょうけど、おいしいかなとか、単純に気になります」

最新のJNNの世論調査では今回の随意契約の備蓄米について「買いたい」と「買いたくない」と答えた割合は、ともに48パーセントで拮抗しています。
販売が始まった備蓄米、県内ではいつ、店頭に並ぶのでしょうか?
中津市の「スーパー細川」は、随意契約の備蓄米の発注をしていて、「6月上旬に入る予定だが、入荷日はまだ未定」ということます。
(スーパー細川万田店・河合実店長)「精米後すぐに店頭に並べたいと考えています。はっきり言うと、ほとんど儲けはないですね。お米で困っているお客さまにひとつでも多く安くて、そこそこおいしい米が行き渡れば良いかなと思って、その気持ちだけで今回販売させていただきます」
続くコメの高騰。県内で5キロあたり2000円程度の備蓄米が食卓に届くには、もう少し時間がかかりそうです。
県内のスーパーなどに聞き取りした6月2日時点の流通計画です。
◆ドン・キホーテ…6月中の販売目指し調整中
◆イオン九州…入荷予定で入荷日は未定
◆コスモス薬品…入荷予定で入荷日は未定
◆マルミヤストア…入荷予定で入荷日は未定
◆ミスターマックス…入荷予定で入荷日は未定
◆コープ大分…入荷も含めて未定
◆HIヒロセ…入荷も含めて未定
◆トライアル…入荷も含めて未定
◆トキハインダストリー…入荷も含めて未定
各社、新たな備蓄米の申請は済ませているということですので、県内でも近く店頭に並ぶことを期待したいです。