「共通の話ができる貴重な場」まずは当事者家族がつながること

 神戸市内の施設では、医療的ケアが必要な家族がいる人たちが集う会が開かれました。井関さんも参加し、お互いの悩みを共有し合います。

 (医療的ケアが必要な当事者)「どんなヘルパーさんがくるか不安」
 (井関宏美さん)「まず、最初から100%の人は来ない。気持ちが合うかだけで十分」

 支援法では短期入所施設をすぐに充実させることは難しく、今できることとして、当事者家族同士がつながることが重要視されています。

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 (井関宏美さん)「誰かしら話が共通でできる、本当に貴重な場になったと思っています」
 (参加した家族)「障がいって言っても、一括りじゃなくて一人ひとり全然違うので、それぞれの方々のいろいろな体験を聞くのはとても参考になります」