政府による備蓄米の放出が始まり、にわかに注目が集まっているのが、一部で検討されている玄米での供給です。玄米と白米との違いや栄養価、お米マイスター直伝の精米のコツ、さらに古古米や玄米を美味しくいただくヒントまで。改めてイチから学びたい「コメの基本」をまとめました。

小泉農水相「スピード重視。玄米は検討材料だろう」

備蓄米の放出が本格化すれば、多くの場所で5キロ2000円程の米が買えるようになりそうですが、実際店頭に並ぶまでには「精米作業」のため時間がかかる可能性があります。

このため備蓄米を「玄米のまま」売るケースもあるとみられ、ホームセンターのカインズでは、5キロ単位での精米販売に加えて、玄米のまま30キロ単位で販売することも予定しています。小泉農林水産大臣は「スピード重視。玄米のままいち早くお届けできることは、一つの検討材料だろう」とその重要性にふれています。