宇佐神宮にゆかりの深い寺院の宝物などを公開する企画展が、県立歴史博物館で開催されています。

企画展「宇佐のいのり」は、宇佐神宮の創建1300年にあたり、八幡神に関わる文化財や神宮ゆかりの寺院の宝物など61点を展示しています。

宇佐市院内町の龍岩寺所蔵の十二神将像は、室町時代後期に作られたものです。頭部に十二支の動物が彫刻され、ユーモラスな造形が目を引きます。明治時代の神仏分離政策を受けて、宇佐神宮の宝物は周辺の寺院に引き継がれた歴史があります。

会場では写真家、藤田晴一さんの作品展も同時開催されていて、企画展は6月22日まで開かれています。