外国人の視点で観光地としての大分県九重町の可能性や課題を評価してもらうため、留学生を対象にしたモニターツアーが実施されました。
このモニターツアーは持続可能な観光地域作りや国際対応力の向上に向けて「ここのえ町づくり公社」が初めて企画しました。
ツアーには、APUのアジア太平洋研究科の留学生ら20人が参加し、九重”夢”大吊橋や、タデ原湿原など観光名所を巡りました。

19か国に上る参加者はチェックリストに基づいて、施設の多言語対応や快適性などを評価していきました。
(参加した留学生)「お花がたくさんあって本当に楽しかった」「日本語の話せない外国人は困ることがあるかもしれない」
(ここのえ町づくり公社・田中脩斗さん)「外国人の声が直に聞けてすごく参考になると思うし、これからの課題は町と一緒に我々も解決を目指したい」
町づくり公社はモニターツアーを通じて課題を抽出し、町や観光協会などと連携しながら、観光地としての九重町に磨きをかけたいとしています。