「石破総理と同じ考えということで、ちょっと違う」小泉大臣の考えは
玉木代表:
もう1回聞きますね。石破総理がおっしゃった3000円台っていうのは、小泉大臣も3000円台と同じ意味で思っておられますか、あるいは違うなら違うこと。3000円というめどをつけるべきじゃないということも含めて、大臣の考えがあれば教えてください。
小泉農水大臣:
これは日本が今、成長軌道に、ようやく物価と賃金がこうやって上がってくる中で、ずっと3000円だったら、これは日本経済にとってよくないと思います。3000円台だったら。これはやはり豊かになって、一人一人の消費者の皆さんが高くたってかえる、こういった環境に持っていくのが1番いいわけですから、石破総理が言っている3000円台が、ずっと続いていく日本の将来というのは、これはやはり正確なメッセージではないというふうに思いますので、まず今4200円になっているものを、3000円台に落ちつかせていかなければいけないという、そういった総理の思いだと思います。
私はそのことを受けまして、今、4200円のものを、総理がおっしゃる3000円台、こういったところに落ちつかせていくためには、3000円のものを入れて、3000円台になるとは思えません。この備蓄米で2000円、そしてこれから1800円、こういった形で、棚に届けていくことによって、今の状況を冷静になって、消費者の皆さんの行動も、促していくような環境をつくれたらと思います。
玉木代表:
石破総理と同じ考えということで、ちょっと違う。
小泉農水大臣:
玉木代表がどこに今こだわりを持たれて、質問をされてるかっていうのを今ぐるぐる考えながら聞いておるんですけども、仮に石破総理が、これから日本のお米は、ずっと3000円台っていうものなんだって言っているとしたら、私はそんなわけはないと思います。はい。これで、合っているでしょうか。

玉木代表:
いや、3500円ぐらいがですね、一つは、今のことだけを言うと、少なくとも最低限それぐらいにならないと、2000円台だときついと思いますね。だから、2000円にするということで、何かその銘柄米も含めて引下げようというメッセージを私は余り出されないほうがいいんではないかなというふうに思います。