金融犯罪対策フォーラムが大分市で開催され、警察や金融機関が口座の不正利用対策に向けた連携強化を確認しました。
このフォーラムは大分財務事務所が初めて開催し、警察や金融庁、県内の金融機関の関係者およそ40人が参加しました。

フォーラムでは金融庁の担当者がネット口座の不正使用が増えていることなどを報告し、「対策には業界全体で不正口座の情報を共有するなどの取り組みが必要」と呼びかけました。
県内では去年、特殊詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺の被害は合わせて559件、23億円あまりにのぼり過去最多となっています。
フォーラムではこのほか各金融機関の取り組みが紹介され、口座の不正使用対策に連携していくことなどを確認しました。