夏の味覚の代表格ともいえるスイカの出荷が一足早く大分県日田市で始まりました。今年も例年並みの高い糖度に仕上がっているということです。

糖度が高くシャリシャリとした食感が特徴の日田産スイカ。盆地特有の寒暖差により県内有数の産地となっている日田市では露地ものより1か月半ほど早くハウススイカが出荷の時期を迎えました。

26日の初出荷式では4軒の生産者から主力品種の「羅皇ザ・スウィート」など1200玉が並び、関係者が見た目や糖度など今年の出来栄えを確認しました。

(試食した人)「大変甘いです。食べごたえがあっていいと思う」「いくらでも食べられる甘さがあります」

(JAおおいた日田西瓜部会・今津祐治部会長)「寒暖差がある日がだいぶ続いているので味ものってきていると思います。シャリ感・糖度の高さを味わってほしいと思う」

日田西瓜のうちハウス栽培が占めるのは1割ほどで、7月中旬からは露地ものの出荷が始まって、盆過ぎまでに例年並みの1200トンの出荷が見込まれています。