■弁護士「”ノルマ”で集めるやり方自体が不正の温床になりがち」
(名古屋市広沢一郎市長)「プレッシャーを感じてよろしくないことに至ってしまったことは極めて残念なところ」
また、大会組織委員会の会長を務める愛知県の大村知事は、ボランティアの確保に向けて「目安となる人数」を県議らに対して伝えていたことを明らかにしました。
(愛知県大村秀章知事)「目安は必要かもしれませんねと。それを目指してボランティア確保をお願いしたいと申し上げました。あくまでボランティアなので、当事者の皆さんにはご迷惑をおかけした」

名古屋市民オンブズマンの新海聡弁護士は、行政に提出する文書にウソの記載をした点に問題があると指摘しています。
(名古屋市民オンブズマン新海聡弁護士)「虚偽の書類を作ってはいけない申請してはいけないという法律に違反する可能性がある。”ノルマ”の形でボランティアを集めるやり方自体が不正の温床になりがち」
「もらった名刺」を「数字」に変えた身勝手な副議長の行為。今、問われているのは政治家としての責任の「形」です。
■自身の進退について「審判を仰ぐ。つまり…」
(記者)「Q:辞任する考えはない?」
(上園市議)「はい」「今回起こした事案について市民の審判を仰ぐ。つまりは自分の任期を全うしたいと思っている」
現時点で、辞職の考えはないと話した上園市議。今後、個人情報を無断で使用した26人に対し、順次謝罪していくとしています。