見た目も涼しい「水うちわ」の製作が岐阜市で最盛期を迎えています。
「水うちわ」は透きとおった見た目から涼を感じる美濃の伝統工芸品で、岐阜市の住井冨次郎商店では、梅雨前の今の時期が水うちわ作りの最盛期です。
鵜飼の風景や花などが描かれたうちわは特にヨーロッパからの観光客に人気があるということですが、材料費の高騰で、ことしは100円から150円の値上げをしたということです。
(住井冨次郎商店 住井一成さん)
「全体的に雁皮紙という和紙の値段が上がっていて、箱とかダンボールも上がっていますので」
価格は1本3500円程からで、ことしは800本作る予定だということです。
