■着服はこうして発覚した
この男性教諭は2021年4月から今月まで同窓会費の会計を1人で担当していましたが、今月20日に同窓会の会計監査を予定していたところ、体調不良を訴え姿を見せなかったということです。
監査用の通帳や帳簿などの資料が準備されていなかったことから、金融機関に残高を確認すると同窓会費が不足していることがわかりました。
20日の夕方になって会計を担当する教諭本人から学校に電話があり、その中で学校側に「着服していた」ことが明かされたということです。
着服した金額はおよそ840万円にものぼりますが、今後増える可能性もあり、教諭は「ギャンブルに使った」という主旨の話をしているということです。
この事態を受けて学校と同窓会は、23日に山形警察署に被害について相談し、状況によっては被害届を出すことも検討するとしています。