女性のがんと予防について、最先端の医療を紹介しながら市民とともに考えようという市民公開講座が開かれました。

講座には医療関係者や市民およそ70人が参加しました。

岡山大学の那須保友学長や平沢晃教授が開会の挨拶をしたあと、「がんゲノム医療と女性のがん」と題し国立がん研究センターの間野博行所長が講演。

日本は子宮がんの認証試験が世界の中で最もやり易くなっているなど、“がんゲノム医療”で可能になっていることなどが紹介されました。

(国立がん研究センター 間野博行研究所長)
「子宮がんでもまれな、(NTRK)エヌトラック融合遺伝子なども存在することが分かっていますし、どれぐらいの有効性があるのかということも分かります」

続いて岡山大学の小川千加子准教授ら4人の講演が行われ、参加者は、女性のがんと予防について知識を深めていました。