22日午後、宮崎県綾町で、校外学習を行っていた中学生のうち、9人の生徒が熱中症とみられる症状で体調不良を訴え、このうち、8人が病院に搬送されました。

消防によりますと、22日午後2時40分ごろ、「校外学習の農作業中に複数の生徒が熱中症の症状を訴えている」と綾中学校から通報があったということです。


綾中学校では、22日、1年生およそ70人が朝から校外学習を行っていて、午前中は綾ユネスコエコパークや綾の照葉大吊橋を巡ったあと、綾馬事公苑で昼食をとり、綾町内の農園に移動。

農園でごぼう掘りを体験している途中で2人が、その後6人が体調不良を訴え、頭痛や吐き気、それに手足のしびれがみられたことから、119番通報したということです。


体調不良を訴えたのは9人で、このうち、病院に搬送されたのは8人だということですが、全員、意識はあるということです。


綾中学校によりますと、校外活動中は全員に帽子をかぶるように指示をしていたということです。