宮崎県椎葉村の小学生が村にある豆腐屋で昔ながらの豆腐作りを体験しました。

これは、椎葉村の「豆腐の盛田屋」が実施したもので、22日は、尾向小学校の全校児童22人が参加しました。

児童たちに用意されたのは出来立ての豆乳。
そこに、にがりを加えて丁寧にかき混ぜることおよそ10分、なめらかな豆腐が出来上がりました。

さっそく、試食した児童たちは濃厚な大豆の風味を味わっていました。

(児童)
「教科書で見ると難しいと書いていたが、思ったよりも簡単だった」
「前よりは豆腐をもっと食べたいなと思った」
「ちょっと難しいかなと思っていたが、混ぜるぐらいだったから簡単だった」

創業25年となる「豆腐の盛田屋」は、新型コロナの影響で一時閉業していましたが、村内の児童館として使われていた施設を改装して、去年8月から事業を再開。

今後も豆腐作りを通して地域の活性化に貢献したいとしています。

(豆腐の盛田屋椎葉村工場 椎葉敬志工場長)
「この地元でも、豆腐づくりが盛んに行われていることや豆腐づくりの難しさを体験していただけたら良かったと思う」