2024年に角界でメキメキと頭角を現し、第75代横綱へ昇進するまで一度も負け越したことのない大の里も、新潟県立海洋高校(糸魚川市能生)の出身。
1年生のときから、相撲部の主力として活躍していました。

2023年に元横綱・稀勢の里が指導する「二所ノ関部屋」に入門した大の里は、その年のうちに十両へ昇進。
翌2024年には新入幕を果たし、初土俵から7場所目での初優勝は史上最速。
2度目の優勝を決めた秋場所(初土俵から9場所目)後に、大関へ昇進しました。
そして2025年、3月の春場所と5月の夏場所での連続優勝を経て、いよいよ横綱に!
海洋高校出身者として、初めての横綱となります。
そんな横綱・大の里は、海洋高校時代は“楽しかった”と振り返っています。
「厳しい環境で育ってきて、携帯もゲームも禁止な生活をしていて、唯一の“楽しみ”というのが学校だったので…。今思うと、すごく楽しかったなと思い出に残っています」
